フィルムカメラを使って思う事。

先日「写真はフィルムカメラで」と言う記事を書かせてもらいましたが、今回はフィルムカメラを使うことによっての変化をお伝えしたいと思います。

 

現像に出してあがってくるまで待ち遠しいのですが、勿論全部綺麗に完ぺきに撮れてる訳でもなく、数枚だけしか良く撮れてなかったりとか

 

へたすりゃ全部真っ暗だったりだとかそんなのが毎回続くともうやめようかなって思います。

 

デジカメと違って撮り直しができませんから露出(光の調節)を自分で設定してシャッターを切るわけです。

 

光はどっちから入ってきてるかな?とか構図はどうかなとか晴れてるか曇ってるか、快晴かによって露出の設定が変わってきます。

 

そしてフィルムの感度にもよります。晴れてる日中であれば感度100のフィルムで十分ですが昔のフィルムと違って昨今のフィルムはとても綺麗と言うか粒状感が精細なのであまりきれいすぎるとデジカメの方がイイよねってなるので、好みにもよりますがフィルムの「ざら感」が好きなのでちょっと荒い描写の感度400から上が好きですね。撮る被写体にもよりますが。

 

とにかく頭使いますね、フィルムカメラは。判断と経験とセンスが問われます。

 

デジカメならここまで考えませんでしたね、正直。

 

あ、違った。もう一回、もう一回と気付いたら一つの被写体に対して5回位シャッター切って、結局どれがイイか分からなくなってって事になりかねませんでした。

 

フィルムはそうはいきませんよ! 枚数が限られてますから。

 

あるイベントがあってこの日はフィルムカメラでって思って、朝ばたばたしていてカメラ持っていざ現場に到着となった時に何とフィルムの残りの枚数が10枚しか残っておらず変わりのフィルムも持ってなくて、10回しかシャッター切れないのでどの場面でシャッター切るかすっごい考えましたね。

 

その緊張感は半端じゃなかったです。何せデジカメの様にパシャパシャ撮れないし、久々に味わった緊張感でした。

 

結果10枚きっちり撮れました。1枚だけ撮るのに判断誤りましたが、まずまずでした。

 

で、何が言いたいかと言うとここからが本題です。

 

美容師としてちょっとはキャリアがありますが自分の仕事がなあなあになってないか?

 

1枚1枚丁寧にシャッター切るようにお客様の髪の毛、正確には1パネル1パネル丁寧に気持ち入れて切ってるか?

 

色んな事を考えさせられます。勿論やってなかったわけじゃありませんが今まで以上に考えるようになりました。

 

目も大事ですね。どう見えてるか、いやどう見てるかによってデザインは変わってくるし、頭の中でしっかリ計算してハサミを入れていかないと全体のフォルムやバランスが全然違って出来上がります。そしてそれを自分の体、手に覚えさせると言うか、自然にそうできるスキルや身体、脳の考え方をも気付かされます。勝手にそう思っております。(笑)。

 

そして何よりも日々の努力、練習あるのみですね。キャリアがあってもただあるだけにとどまらず、何もしなければ美容師としてのキャリアは積まれますが技術は衰退していきます。

 

カメラによってこんなに考えさせられるとは想いもしませんでした。

 

努力に即効性はないですよね、積み重ねです。そう思ったときにこれからがちょっと楽しくなってきました。

 

何のために技術を研くのか常に考えて行きたいと思います。

 

 

10/7(日)、8(月)、9(火)はお休みとさせていただきます。

 

 

 

「yashica haif17」